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第5章 考察 5.3 衝撃吸収性能
各パターンの実験について、5.1で考察した木造フレームの振動による加速度を除外し、摩擦力や鉛座金やボルトの抵抗力により鉄骨基礎に作用している加速度を評価の対象とする。なお、本実験では、衝撃吸収性能を評価するために制動距離が20cm以内に収まっているという基準を設けた。これは通常、隣地境界は50cm以上離す(民法第234条第1項)となっていることからその半分以下の値とした。また比較としてベースプレートを完全に固定した場合は、台車で計測された衝撃力(台車加速度ch1)と同じだけの衝撃力が生じることになる。

  1. アンカーボルトが座金から抜けない範囲での衝撃吸収性能は
  2. アンカーボルトが座金から抜けることを許容すると衝撃吸収性能は